出不精の行き先は。

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サッチャー元首相死去。

中日新聞のサイトからの引用です。
鉄の女と言われていたイギリスの元首相。
小学生の時、すごい人だなぁと感じた覚えがあります。

合掌


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サッチャー元首相死去 87歳 反共貫いた「鉄の女」

 【ロンドン=石川保典】社会主義勢力に対する強硬姿勢から「鉄の女」と呼ばれた冷戦末期を代表する英国の政治家マーガレット・サッチャー元首相が8日、死去した。87歳だった。家族によると、同日朝、脳梗塞(こうそく)になり、亡くなったという。英史上初の女性宰相として、国有企業の民営化や金融規制緩和など新自由主義的な経済改革を推進し、経済不振にあえぐ“英国病”を克服。日本の経済政策にも大きな影響を与えた。

 サッチャー元首相は、保守党党首として「小さな政府」を公約に掲げて1979年5月の総選挙で労働党に圧勝し、首相に就任。冷戦が終わる直前の90年11月まで保守党政権を率いた。首相在任期間の11年7カ月は同国史上最長だった。

 第2次大戦後の手厚い福祉政策などで肥大化した国家財政を立て直すため、電話会社やガス会社、水道事業など国有企業の民営化などを推進。労働組合の影響力を政界、産業界から排除することに力を注いだ。

 政府の介入を極力少なくし市場原理を重視する新自由主義的な政策で、当初は貧富の差が拡大し失業者もあふれ、各地で暴動も起きた。だが、82年のフォークランド戦争で、アルゼンチン軍を撃破してフォークランド諸島の奪還に成功し、人気を回復して改革を断行。90年代から2000年代後半まで続いた英国の好況は「サッチャー時代の構造改革の成果」とも評価された。

 08年に長女キャロルさんが出版した回顧録で、数年前から認知症を患い、首相時代の記憶も曖昧になってきていることを公表。その後は、体調を崩して入院する様子が時折、報じられていた。

中日新聞